応募編:提出書類の作成
応募方法によって変わる提出書類とその種類
求人に応募する際に必要となる提出書類は、基本的に履歴書と職務経歴書です。履歴書には応募者個人の情報など人となりを示す書類となるため、誤字・脱字を気を付けるとともに、志望動機や特技欄などは空白を作らず、余すところなく利用するように工夫します。職務経歴書は、今までのキャリアを年代順やキャリア別に記載するもので、採用担当者が読みやすいよう、端的に、多くてもA4で2枚程度でまとめるようにします。応募に先立ち、書類を郵送する場合は、添え状も必要です。添え状はビジネスマナーにのっとった書き方で、本文には応募した経緯や簡単に志望動機やアピールできる点を記載すると意図が伝わりやすくなります。郵送の際に用いる封筒には、「応募書類在中」と記載し、求人応募に関する書類であることを明記することで担当者に確実に届くメリットがありますし、書類の目的が把握しやすいため、受け取る企業側に親切となります。
使い回せる情報はテンプレ化しておこう
提出書類を作成する場合、記載事項をテンプレート化しておくとよいでしょう。その理由の一つとして、採用企業側は一定の募集期間を設けているものの、たくさんの人が申し込むと、早めに募集を打ち切ってしまう場合があるからです。そうなると、一から提出書類を作って、いざ応募しようとしたら募集が締め切られていたと言うこともあり得ます。テンプレ化したほうが良い理由としては、早く採用を勝ち取るために複数社に応募する際に有利だと言う点が挙げられます。どの会社でも共通に使用できる情報をテンプレ化することで、たくさんの書類を短時間に作成することができます。また、使いまわせる情報をテンプレ化しておくことで、志望動機など、それぞれの企業ごとに異なる部分だけを集中して考えればよくなるため、自身の応募の負担が減らせるメリットがあります。