具体的な目標(ゴール)を決めよう

目標を決めよう

選択肢がたくさん。だからこそ、ゴールを決める重要性

理由はどうあれ転職をすることになった場合、さまざまな可能性が生まれることになります。これまでのキャリアを生かして同業の他社を目指す人もあれば全く未経験の分野に挑戦する人もいるでしょう。選べるフィールドが多彩で希望が膨らむのは良いのですが、それだけに具体的な目標を定めて転職活動を進めて行くことが大事です。最終的には希望する職場がある企業に転職することが出来れば良いのでしょうが、それだけでは計画が漠然としていて活動の進捗が把握しにくくなります。時間だけが過ぎて結果が見えず、気持ちばかりが焦ることが無いように目標はきちんと立てるべきです。

目標を達成するための方法を考える

受験勉強を思い出せばわかると思いますが、志望校合格までに模試の合格判定をもとに学習計画を修正してきたことと思います。それと同様に転職活動においても中期・短期の目標を立てて1つ1つ達成して行くことが重要です。6月までに20社の試験を受ける、応募に有利なこの資格を8月までに取得するといった具体的なものが良いでしょう。注意すべきは自分で努力して制御可能な目標にすることです。3社からの内定を獲得する、といったものは自分では決定できないことなので要注意です。そうして少しずつミッションをクリアして行くことで転職活動のモチベーションも上がります。

手段は一つじゃなくてもいい

めざす業界や職種によって転職活動が異なるように、ゴールへ向かう手段は自分がやりやすいように決めて結構です。わかりやすい例でいうと理系と文系では求められるスキルも違うので、自ずと計画の立て方も異なります。また、資格をたくさん取ることを武器にする人と自分が既得しているスキルで勝負する人でも採用面接への対策は違うでしょう。他人がこうしているから自分も真似しようというやり方は、異なる頂上を同じルートで登るようなもので上手く行きません。転職のゴールが人それぞれであるようにやり方も多様なので、自分に合った手段を見つけることが大切です。